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【放射能汚染】放射能汚染とつきあう正しい知識は? ~私なりに考えました~2011/10/27

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いろいろ忙しくてブログ放置気味でした。すいません。
しかし、放射能汚染に関しては自分なりの見識を持ちたいと勉強しておりました。
この本がお勧めです。

「子供を放射能汚染から守りぬく方法」
中部大学教授・工学博士  武田邦彦


いろいろな基準や単位、数字が乱立していて消化不良気味でしたが
かなりすっきりしました。詳しくはこの本を読んで下さい。
魚の放射能汚染の数字をどのように取るか。。。
私の現段階で理解したこと、考えたことを書きます。
(あくまで私個人の意見です。)

1)放射能ってまったく浴びてはいけないもの?

漠然と放射能って遠い存在だったので、被爆してはいけないもの。
だけど、基準?程度が良くわからなかった。
■1年 1ミリシーベルト
 これは原発事故が起きる前、国際勧告(ICRP 国際放射線防護委員会)
 と日本の法律でも決められた基準。 小さい子供や体力のない老人でも
 かなり余裕をもって安全と言える基準だそうです。
■1年 5ミリシーベルト
 管理区域とよばれる領域。これは、栄養と健康に注意し、被爆量を管理
 した上で健康な生活をおくれる。これに対して、1ミリシーベルトなら
 誰でも健康な生活がおくれる基準とのことです。
■1年 20ミリシーベルト
 仕事で放射線にかかわる健康な成人男性の限界値です。問題なのは、
 文部科学省が学校の基準にこの20ミリシーベルトを採用したこと。
 これは、健康な成人男性の限界値なので、小学校などにこの基準を
 採用するのはもってのほかだと思います。家の子供達が通う学校は
 この基準とはかなり乖離がありますが、原発に近い小学校や中学校が
 非難の対象にならないのは、この数字のマジックなのでしょうか。


100ミリ、200ミリは問題外なので、省略します。
私は、1年1ミリシーベルトを基準にしたいと思いました。
現在のデータだと1ミリシーベルトなら、人間の体は被爆からの回復も
あるので、小さな子供達も健康な生活がおくれると判断しました。



2)被爆量ってどうやって計算するの?

被爆量は足し算で求める。被爆するルートは大きく5つ。
①外部被爆 
よく発表されている空間線量です。ただし、ここも落とし穴があって、
測定している地点が地上1.5や高い位置が多いようです。子供目線で
考えると地上に近くなり、近くなるほど放射線量が高くなるので、
発表されている空間線量を1.5倍すれば安全サイドの数字がでるとの
ことです。全て安全サイドで計算して、1ミリシーベルト以下が基準。
10/28 朝日新聞 朝刊 神奈川(茅ヶ崎) 0.046μSv/h
単純計算すると、
0.046μSv×1.5倍×24時間×365日=604.44μSv/1000=0.604mSv
この数値は、一日中外にいるわけではないので、安全サイドに
計算すると仮定したらの結果です。

②呼吸からの被爆
③飲料水からの被爆
武田教授のお話だと、原発事故直後は②と③も考慮すべきだが、
2011年6月の時点では、考慮しなくても大丈夫だとの見解です。
*注意 地域に寄って考慮すべきか違います。
 あくまで東京、横浜地域です。気になる方は、本で確認して下さい。

④食品からの被爆
食品を選ぶ基準は、1㎏あたり10ベクレル以下だとのことです。
これは、全ての食品が10ベクレル汚染されていて、1年間食べ続けると
年間の食品からうける放射線量は0.1ミリシーベルトになります。
(細かい計算を知りたい人は本を参照して下さい)
被爆する要素は、全部で5つなので、それぞれの要素を10分の1に
しておけば、年間 1ミリシーベルトは守れるといった論理ですね。


⑤土ホコリなどからの被爆
おもに子供が外で遊んだ時や、運動した時に被爆する要素です。
家の子供はサッカーをやっているので、ここにあたりますね。
これは、①の計算とほぼ同じで時間を考慮に入れればよいですよね。
一日 3時間、毎日外で運動したと仮定したら、
0.046μSv×1.5倍×3時間×365日=75.55μSv/1000=0.075mSv
①から⑤までざっと足すと
0.604mSv+0+0+0.1mSv+0.075mSv=0.779mSv
年間 1ミリシーベルトをクリアしています。

3)どのように放射能汚染とつきあっていくの?

今ある知識で考えると、なるべく汚染されている可能性が
低い食品(生産された地域)を選ぶ。基準値としては
1㎏あたり10ベクレル以下とする。
根拠は2)の計算値です。
以前掲載した、アカムツ 茨城県・銚子港 0 8 11 19
ダメじゃん。食べちゃったよ(笑)でも、基準なので
1回食べたからと騒いでも仕方ないですね。しかも大人はいいかな。
流石に、ヒラメ 茨城県・大津港 0 49 54 103 は
値が高過ぎると思うので、私の基準ではNGです。
(もちろん、NDが良いと思います)

計算は得意(笑)なのですが、あくまでざっとした計算です。
プログラム作って、毎日の記録をつけようかと思ったけど
それは止めました。

くどくどと書きましたが他に考慮すべき点だけ。

・セシウム以外 ストロンチウムは危険。動物の骨に溜まる。
 なので、骨ごと食べれる子魚(シラス、イワシ等々)は当分パス。
 いつまでパスかは、もう少し勉強します。
・安全宣言された食品で、放射線量が開示されていないものは危険。
 政府は、暫定基準を1㎏あたり500ベクレルにしているので499でも
 流通する。安全宣言をするということは、放射能汚染されている
 地域である。それならば、数値を開示されているものが良い。
・放射能汚染しても、人間には回復力がある。だから、
 自分なりの基準値をもって、あまり神経質になりすぎない。
・もっとも危険なのは6歳前後まで。これは、成長の過程で
 遺伝子を見る機会が多い分、放射能の影響を受けやすいとのこと。
 うちはまさにこの年代なので気をつけます。


ここ、数週間 集中的に知識習得した結果の個人としての見解です。
放射能に関しては、まったくの素人です。もし、なにかおかしな点が
あればあればご指摘下さい。
みんなの知恵で意味のある情報になっていけばよいと思っています。


このブログは書いている時、ニュースで新たな政府の基準値が
報道されていました。

「生涯 100ミリシーベルト」

いいかげんにしろと言いたいです。
年1ミリシーベルト以下、100年生きたら確かに100ミリシーベルト。
こんな数字のごまかしってありですか?


子供を持つ親、妊娠されている母親、これから子供を産む可能性がある
すべての女性の方。。。今回の記事が参考になれば幸いです。




この記事が参考になった思って頂けたら。。。ぷちっと!
(今後も放射能汚染に関して情報があれば発信します)
ブログアップの励みになりますので、よろしくお願いします。
http://fishing.blogmura.com/funaduri/

コメント

_ うぞっ ― 2011/10/28 09:43

お~まとめましたね~
かなりわかりやすいです。
 前ブログに書きましたけど、外部被ばくは10ミリでガンになる人が増えることが日本内のデータでも証明されてます。必ずなるわけではなく、なる人が増えるだけです。
 食物の摂取も10ベクレル/kgなら、何も気にしないで摂取しても問題なくて、それ以上のものを食べても騒ぐ必要もなく、汚染量の少ないものが混じってればトータルはコントロールされている。
 これらはやはり子供を持つ方は気にされた方がいいですね。大人であれば、偏食しなければ、暫定基準の500ベクレルでも自分で積算してみれば問題にならないことはすぐわかりますけど、主食とか水分とかは定常的なので凄くやばい!事故直後は、「ただちには問題ない」と言ってたのとは今はケアすることが変わっているのに、いまだ暫定基準って表現使ってますからね。
 しっかり自己防衛の基準を作って、あまり悩まないのが一番だと思います。

_ たー坊 ― 2011/10/29 07:53

うぞっさん コメありがとうございます。
世の中には、放射能汚染に関していろいろな数字が乱立しているので、結構混乱→数字の意味を理解することを放棄になってましたが、自分なりに納得もしたので、すっきりしました。
東京や神奈川でも、事故が起こった3,4月は結構な空間線量だったみたいなので、今年一年はなるべく子供には気を使って生活したいと思っています。3,4月だけでも、政府が子供非難みたいな情報を出していれば、子供の被爆量も格段に少なかったということです。まぁ~現実問題、何処に、何処の地域までの子供を非難させるなど基準の問題はあったでしょうが。。。
東京や神奈川でガタガタ言っていたら、福島の人はどうなるなんて意見もありますが、そういう問題じゃなく、東京も神奈川も少なからず汚染されているなら比較の問題ではないと思っています。
これから、長い年月かかる問題なのである程度の知識は習得しとくべきだと思いました。

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